タブレット通信教育比較

小学生・中学生・高校生の家庭学習として人気のある学習法に通信教育があります。

通信教育は毎月新しい教材が届き授業や教科書に合わせた勉強ができる教材スタイルですが、タブレットを利用した教材スタイルが登場して以来タブレットの利点を生かして広い学びに対応できるようになりました。

毎月新しい講座がタブレット上に配信されるサイクルで、動画・音声といったデジタル教材ならではの勉強法と、受講者それぞれの理解度や勉強の進捗具合をデータとして蓄積して解析することで、本当に個々に必要な学びを提供することができるようになっています。

通信教育という学習スタイルは習慣的な家庭学習をするうえでとても役立る教材スタイルであり、授業や教科書に沿った勉強でより理解度を上げていくことができる良質なコンテンツで学ぶことができます。

テキスト教材と併用した学習スタイル、タブレットのみで勉強をするスタイル、自分に合わせた学習・教材スタイルで学んでいこう。

タブレット通信教育比較

タブレット型通信教育

今回は通信教育のなかでタブレットを利用する「スマイルゼミ」「Z会」「進研ゼミ」の3教材について比較検証してみたいと思います。

自分が勉強しやすいだけでなく、教材内容をしっかり精査して効果的な勉強ができるようにしていきましょう。

スマイルゼミ Z会 進研ゼミ
対象年代 ・小学生
・中学生
・小学生
・中学生
・高校生
・小学生
・中学生
・高校生
タブレット 専用タブレット iPad iPad
(専用タブレット)
記述対応
(タブレット上)
テキスト教材
添削システム
テスト勉強
受験対策
レベル別学習

上記をご覧になると分かると思いますが、「Z会」「進研ゼミ」は殆ど学習スタイル的には同じ形態をとっています。この2教材から受講する場合は教材内容を資料等でしっかりと精査していく必要があり、目的に応じた学びができる教材を選択していくようにしましょう。

「スマイルゼミ」専用タブレットに全講座が配信されるのでテキストを教材を一切使わないタブレットのみの教材。専用ペンを使って直接タブレット上に記述していくこともできるので、動きのある多角的な学習を進めていくことができる教材です。

通信教育は続けてこそ学力が伸びる!

通信教育という教材の性質上、続けて受講していくことで段階を踏んだステップアップをしていくことができます。毎月新しい講座が配信されるので学習のペースも作りやすいですし、教科書・定期テストにも対応しているので学校生活に合わせた勉強をすることができます。

教科書や授業スピードに合わせて勉強ができるので授業・宿題との相乗効果も期待。学校とは違う角度から勉強をすることで理解を深めていくこともできるでしょう。

そういった点から考えても継続してこその通信教育。受講したのであれば半年~1年程度継続してから教材への判断をしてほしいのです。

もちろん合う・合わないといったことはあることです。学習レベルや勉強の進め方がしっくりこないこともあるでしょう。早急に教材を変更したほうが良いと思えば受講教材を変えてもいいですが、それなりに勉強をすることができているのであればある程度の期間継続して学習することをおすすめします。

まずは受講前に各教材の資料等でしっかりと内容を精査していくことで、より良い学びができる教材を選択し、受講後は定期的に学力の伸びや学びやすさなど教材の見直しをすることで最適な学習を進めていくことができると思います。