年度も終わりに近づくと、小学校では1年間のまとめテストがあったり振り返りのまとめ授業、中学・高校では年度末テストがあり次の学年の進級・進学準備をしておきたい時期になります。

4月になれば年度も変わり進級・進学をします。
今年度の1年間で勉強したことはそのまま基礎・土台となり、その上に次の学年の単元が積まれていきます。

その基礎・土台を確かなものにしていくために、年度末までに1年間の総復習を実践してやり残し・つまづきをなくしておく必要があります。

これはどの年代・学年でもやっておきたいこと。
次年度スタートまでにネット教材で効果的な総復習を進めていきましょう!

総復習をしなければいけない理由

タブレット学習

1年の総復習をするということは、次学年や進学先の勉強の基礎・土台となるのはもちろんですが、1年間を振り返ることで確かな自信を身につけることにもつながります。

今の学年で勉強した内容は次学年の学びの土台になるわけですから、理解不足ややり残しといった不安定な部分があると確かな学力を積み上げていくことができません。

お城をイメージしてみましょう。
基礎部分・土台部分がしっかりとしていればその上にお城を精悍(せいかん)で頑丈な建築物として作っていくことができます。逆に土台部分が脆かったり崩れがちであれば、どんなに頑丈な素材を使おうともお城は崩れてしまいます。

勉強も同じことなのです。

理解不足・やり残しなどから土台は脆くなってしまい、重要単元であればあるほど崩壊の危険性が増してしまいます。

1年間の総復習をする理由は、この基礎部分・土台部分を確かで強固なものにしておく必要があるからです。

そして、総復習をして理解不足や分からない問題を解消しておくことで自信になり、勉強に対して自信が身につけば学習意欲を引き出して幅広い視野で勉強をすることができるようになっていきます。

総復習は1年の区切りとして、今まで勉強したことを次のステップへの橋渡しのために非常に大切なことなのです。

ネット教材を活用して総復習

通信教育・学習教材・学習塾など様々な形態や教材があるネットを利用する教材。

それぞれに特徴がありますので、自分が取り組みやすい教材・学習システムを活用して1年の総復習を進めていきましょう。

理解度に応じた取り組み

特に通信教育教材では、個々の理解度を解析・分析して苦手やつまづきに対応した内容で理解を積み上げていくことができます。

3月号などは総復習号となっていて、1年間の学習を重要単元を中心に振り返りながら学力チェックをすることができるので、理解度に合わせて総復習をすることができます。

もちろん幅広く復習をすることができるので、総合的に総復習をしたい人は通信教育教材で取り組んでいくと良いと思います。

全体的な総復習を進めながら、個々で違うつまづき・苦手を個別で対応していきましょう。

基礎からさかのぼり学習

主に学習教材系では無学年制で学年関係なく基礎単元からさかのぼった復習をすることができます。

自分の苦手がある教科や単元を、その元となる単元から学びなおすことで理解を積み上げて苦手を克服。

ピンポイントで集中的に対策をすることができるので、自分の苦手教科・単元がはっきりしている場合はこの方法で学習をすると効率がいいと思います。

もちろん全体的な総復習は必要ですので、対応学年のすべての講座を学びなおしてみましょう。

スモールステップで基礎から

ネット教材の多くは「スモールステップ」で学びを進めていくことができます。

「スモールステップ」の利点は、学習のモレをなくしてひとつひとつの単元を丁寧に学んでいくこと。

総復習では基礎力を確かなものにしていくための学習でもあるので、特に苦手な単元をスモールステップで理解を積み上げていく取り組みはとても有効的な学習法だと思います。

次の学年への橋渡し!

進級

総復習は必ずやっておかなければいけないものではないかもしれません。例えば毎回テストで満点を取っていたり、通知表の評価が毎回最高であれば総復習よりも応用学習や先取り学習などほかの学びを進めたほうがいいでしょう。

総復習は次の学年への学力の橋渡し。
特に苦手単元をなくしてつまづきの芽をしっかりと摘んでおくことが大切。

全ての単元を復習する方法もあれば、苦手や理解不足に絞った復習をする方法もあります。

自分なりの総復習をすることで効率よく時間を使って新年度を迎えることができるように、ネット教材の効果的な学習法で自分なりの総復習を実践していきましょう!!