タブレット学習

小学生・中学生・高校生各年代においてオンライン教材やタブレット端末を活用する学習スタイルが主流になっています。

デジタル機能を活かした効率的な学習システム、並行して書く学習にも取り組みながら総合的な実力を培っていくことができるので、授業理解などの基本的な学習からテスト対策・個別の苦手対策など、入試対策や得意をさらに伸ばす発展的な学習まで質の高い学びの環境をつくっていくことができます。

それぞれ特長や特性がありますので、どの教材システムがいいのか迷ってしまうと思いますが、各教材を比較して自分が勉強したい!と思う教材を選択していきたいですね。

ネット教材やタブレット教材を選択・比較するときに考えていきたいポイントをいくつか紹介したいと思います。

これは押さえておきたいポイント

タブレット学習

各学年や年代ごとに対応していく教材も違いますし目標としているものにも違いがあると思いますが、基本的なスタイルとして自宅で「効果的な学びの環境をつくる」ということをメインにネット教材・タブレット教材のポイントを考えていきたいと思います。

学びの環境をつくることで継続した勉強の習慣にもつながりますし、何よりも効果的に学力を育てていくことができるようになります。

1. 効果的に学習ができる

デジタルの機能を活かしながら効果的な学習を実践していくことができるかを確認しましょう。

タイプがいくつかあり、アニメーションを利用して動きのある学習、動画や映像授業を軸とした学習、問題集形式の教材などなど、それぞれの教材ごとの学習内容がありますので、自分にどのスタイルがあっているのかを確認。

例えばアニメーションや動画・音声などを組み合わせた学習スタイルでは、単元や教科ごとに最適なアプローチで学ぶことができますし、ゲーミフィケーション要素を組み込んで楽しく学ぶ教材ではスムーズな繰り返し学習をすることができるでしょう。

学習の軸である「どんなスタイルで勉強をするのか」を比較していきましょう。

2. 個別・一人ひとりに合わせた学習

例えば一人ひとりの学習進捗や理解度などを解析してレベルや理解に応じた学習ができるシステム、間違えた問題を蓄積して自分専用の復習問題として出題など、自分の学力に合わせた学習をすることができるのがネット教材・タブレット教材の大きなメリット。

どういったアプローチで苦手や個別の実力に合わせた学習をするのかをチェックして、個別学習を進めていきましょう。通信教育では添削テストを実施している教材もありますが、それも一つの個別学習だと思います。

無学年制の学習システムでは学年の枠に関係なく体系的に得意・苦手に合わせた学習をすることができるものもありますし、一人ひとりが望んでいる学習ができるようにしていきたいですね。

どんな学習をしていきたいのかを考えて比較をしてみよう。

3. 目的・目標に沿った学び

あまりにも学習レベルが離れていたり、自分が目標としている志望校に対応していなかったり、勉強をする目的に沿っていないタイプの教材で勉強をしても効果的な学びの環境をつくっていくことはできません。

例えばネット教材で勉強をする目的が「学習習慣をつくりたい」「授業理解をちゃんとしたい」という人と、「高いレベルの応用学習をしたい」「最難関校への進学をしたい」という人では学ぶべき教材や講座は変わってきますよね。

まずは自分の目標やネット教材・タブレット教材でどんな勉強をしていきたいのかなどの目的を考えていくようにしましょう。

もちろん総合的に学習することができる教材もありますので、各教材を比較することでその教材のメリット・デメリットが分かってきます。

4. 意欲・モチベーションを上げる

自宅での学びの環境をつくっていくためには、学びへの意欲やモチベーションを向上させていくことが大切。やる気を引き出して自ら進んで勉強をすることができる環境をつくっていくようにしましょう。

楽しくワクワクしながら学習をすることができる学習システム、スモールステップで「できた!」を実感して自信を積み上げていくことができる教材、ご褒美システムや努力賞などを設定して目標をつくってモチベーションを上げていく通信教育など、教材ごとに意欲を上げてくれるシステムや機能があります。

担当指導者が着くタイプの教材ではやり取りやコメントなどを通してモチベーションを上げていくこともできますし、保護者とのタイムラインで声がけシステムがある通信教育もおすすめです。

しっかりと継続した学習ができる教材で勉強をしていきたいですね。

5. 操作性や安全性・情報リテラシーなど

学習をしていると操作で手が止まってしまったり、どこから手をつけていいのかわからなかったりすると効率よく勉強をすることができませんので、学びをスムーズにしていくために操作性や学習機能などもしっかりと確認。

せっかくやる気を出して勉強をしていたのに、操作やシステムの影響で勉強の手が止まってしまっては意欲も下がってしまいます。もちろん利用する端末ごとに差があると思いますし、学習環境(回線など)によって変わってくると思いますので、基本的な学習をスムーズに進められるか考えていきましょう。

さらに特に小学生ではインターネットの利用や有害サイトなどへのアクセス制限といった安全性も考慮していく必要があると思います。また勉強に集中したいのに楽しいアプリやサイトがあれば気が散ってしまいます。

調べ学習などでも情報リテラシ教育も同時にできるような環境をつくっていけるといいですね。

6. サポート体制や各種システム・機能

一人で理解・定着させていくことが基本となりますが、分からない箇所やあいまいな理解が出てくるのは自然なことです。そういった時の質問サポートなどの体制や、学習法や教材の効果的な活用法などの相談などができるサポート体制の充実も確認しておきたい部分。

教材によっては進路や受験に個別で対応していくれるものもありますし、保護者向けのサポート体制も充実しているものもあります。

サポートは充実していた方がいいですが、教材のスタイルや受講コストなどを総合的に考えて、必要なサポートを受けることができる教材がベストだと思います。

さらに細かい各種機能やシステムなどについてもチェックしておきましょう。ワンタッチで消せる機能、辞書機能や調べ学習機能、漢検や英検対策、楽しく勉強できるゲーム学習、などなど、スムーズな学習や目的別学習ができる様々な機能があります。

7. 利用端末やテキストの活用など

ネット教材は基本的にタブレット端末・PC端末・スマートフォンのいずれか、または復習の端末に対応している教材システムです。

まずは利用していく端末の確認をしておきましょう。特にタブレット学習は場所を問わずに効率よく学習ができると思いますが、対応している端末が違っていたり、その教材の専用端末を利用して別居ウをする教材もありますので要チェックです。

さらにテキスト教材の活用についても確認をしておきましょう。特に中学生・高校生になればデジタル学習だけでなく記述しながら考える学習が非常に重要になってきますので、デジタル×テキスト学習をどのように進めていくのかを考えておこう。

学び全体で考えよう!!

先生

ネット教材・タブレット教材を選択するときに、学校・宿題・塾や予備校・ほかの学習法など学ぶことを全体で考えて検討をしていくことをおすすめします。

基本的に各教材の資料やHPでは学習メリットや教材の特長ばかりが書かかれていますので、「良い教材だ!」「ちゃんと勉強ができそう!」と思ってしまいがちですが、いったん立ち止まって全体で考えることで本当に必要な学びかどうかを冷静に考えることができると思います。

積極的に資料請求や無料体験などを活用しながら、自分なりの学びの環境をつくってさらなるステップっプをしていこう!!