1年で最も長期間となる夏休み。
学校の授業もなく自分の勉強ができる期間だからこそ、しっかりと計画を立てて充実の学びを進めていこう。
「夏を制する者は~」と言われるほど夏の学びはこれからの成長やレベルアップにとても重要です。
これまでに学習したことを振り返って基礎を固めたり、自分の弱点・苦手や不安要素がある分野を集中対策して克服したり、さらには新しいことにチャレンジするのもいいですね。
まずは計画を立ててどういった学習・勉強をしていくのかを考えていきましょう。
「総復習」「苦手克服」「基礎強化」
夏休みを過ごすうえで考えていきたいことは「総復習」「苦手克服」「基礎強化」です。
「総復習」
1学期範囲やこれまでに学習してきた単元を総復習。学習のモレやヌケがないか確認して、理解をしっかりと深めていきましょう。
「苦手克服」
授業がないからこそ自分の弱点や苦手に向き合うことができます。苦手のモトの単元から学びなおしたり、集中的な対策もできるので夏休み中にしっかりと苦手を解消しておきましょう。
「基礎強化」
総復習や苦手克服はそのまま基礎力の強化につながります。さらに計算力・漢字力・単語力・暗記学習など、基礎を固めておくことで難しくなる2学期以降の学習の土台をつくっておきましょう。
1年生の夏休みの勉強法
・1学期範囲の総復習
・学習習慣や環境の見直し
・得意を伸ばす
1年生は中学生になって最初の夏休みです。
春に入学をして生活環境も変化して学校生活にも慣れてきたころだからこそ、ついつい夏休みは気が抜けてしまったりダラダラ過ごしてしまいがちです。疲れも出てくることだと思いますが、まずは生活のリズムを崩さずに休む時はしっかりと休んで勉強を計画的に取り組んでいきましょう。
まず最初にやるべきことは入学してから夏休みまでに学習した内容の総復習です。
まだそれほど範囲が広いわけではありませんので最初から一度学びなおしてもいいですし、分からない箇所はそのままにしないで解消をしながら基礎力を固めていきましょう。
学習習慣や学習環境の見直しも夏休みにやっておきたいこと。自分なりの中学生としての学習習慣や学習リズムができてきたと思いますが、一度自分の取り組みを振り返ることで良いことは継続して改善するべきところは対策をしておきましょう。学びの習慣・環境は学力を伸ばしていくうえでとても大切ですので、自分なりの学習法を見つけていこう。
2年生の夏休みの勉強法
・これまでの総復習
・苦手や弱点の解消
・高校入試を視野に入れた取り組み
2年生は部活動も勉強も頑張っていきたい学年です。
夏休みも忙しかったり疲れが出やすいと思いますが、計画的な勉強を進めて1学期範囲だけでなく1年生の範囲の重要単元も含めて総復習をしておきたいですね。
また2年生は苦手や弱点がハッキリと出やすいので、夏休み期間中に苦手を解消しておくことが大切。
2学期や3年生の内容はさらに難しくなってきますので、これまでの土台・基礎を着実に培って安定させておきましょう。
余裕があれば高校入試の問題集や過去問などに取り組んでみてもいいですね。徐々に高校入試を意識し始める時期ですので、これまでに習った範囲で解ける問題だけでなく、高校入試の問題を勉強をしておくことでモチベーションも上がると思います。
2年生は効率の良い学習環境・学習リズムをつくり、伸びる夏にしていきましょう。
3年生の夏休みの勉強法
・3年1学期までの総復習
・基礎を固める
・高校入試対策をスタート
3年生はいよいよ夏休みに春と高校入試モードへと気持ちを切り替えていきましょう。
まず最初にやるべきことは、1年生~3年生1学期までの範囲の総復習です。これまでに学習してきたことは入試対策においても基礎力となりますし、秋以降の実践的な問題演習や+αの学力の伸びに必要になります。
これまでの範囲を着実に定着させておけばこれからの入試対策がスムーズになりますし、自信も伸ばしていくことができるのです。
暗記学習も必要になりますので、繰り返し問題集を解いてみるのも効果的です。
入試対策教材などを活用して勉強をして受験勉強の土台をつくっていきましょう。
夏だからこそ確かな学びを!
夏休みはどうしても気が緩みがちですし時間があると思ってやるべきことを後回しにしてしまうこともあるでしょう。
まずは計画を立てること!。
夏休みに取り組むべきこと、対策をしておきたいことなどを計画性を持って取り組んでいくことで良い学びのリズムをつくり、効率よく目的に応じた学習を進めていくことができます。
例えば通信教育では、各教材でこれまでの総復習や個別の弱点・苦手対策を効果的に実践していくことができる講座内容。
より良い学びの環境をつくりながら、授業がない夏だからこそ確かな学びで伸びる夏にしていきたいですね。