2019年度版の「スタディサプリ」と「スマイルゼミ」の中学生向け講座・コースにおけるの仕様・内容・特長などを比較してみたいと思います。
どちらの学習システムも中学生にとても人気がある教材で、学びやすさという視点から見てもはじめやすいと思います。
部活動との上手な両立やテスト対策などにも活用していきやすい教材ですが、基本的な学習スタンスに違いがあるので、それぞれが求めている学習ができる方を選択していこう。
「スマイルゼミ」は専用のタブレット端末だけで学ぶタイプ、「スタディサプリ」は市販のタブレット端末やスマホ・PC端末とテキスト教材を組み合わせながら勉強をするシステムになっています。
スタディサプリ×スマイルゼミ
「スタディサプリ」と「スマイルゼミ」のタブレット学習の比較をしていきます。
学習教材タイプの「スタディサプリ」、通信教育タイプの「スマイルゼミ」。教材の配信方法や利用端末、学習の進め方などに大きな違いがあるのでじっくりと検討していくようにしましょう。
基本情報
システム | 「スタディサプリ」 | 「スマイルゼミ」 |
---|---|---|
利用端末 | iPad・Android | 専用タブレット |
タブレット代金 | ━ | 9,980円 (12ヶ月以上受講が前提) |
対象学年 | 全学年 | 全学年 |
受講教科 | 国語・数学・理科・社会・英語 | 国語・数学・理科・社会・英語 |
教科書準拠 | 国語・数学・英語 | 国語・数学・理科・社会・英語 |
受講費/月 | 1年生 980円 2年生 980円 3年生 980円 |
1年生 6,980円 2年生 6,980円 3年生 7,980円 |
テキスト教材 | あり | なし |
添削指導 | なし | なし |
学習レベル (中3の場合) |
「基礎レベル講座」 「応用レベル講座」 他、担当コーチがつく「個別指導コース」があります。 |
「標準クラス」 「特進クラス」 |
受講して比較
実際に受講した体験として比較をしていきたいと思います。
※かなり個人的な意見ですので参考程度に見てください。
比較 | 「スタディサプリ」 | 「スマイルゼミ」 |
---|---|---|
学習内容 | ||
学習動線 | ||
勉強のしやすさ | ||
教材の質 | ||
意欲・やる気 | ||
コスト | ||
テキスト学習 | ||
継続性 | ||
授業対策 | ||
テスト対策 | ||
苦手対策 | ||
入試対策 |
総評
授業対策や毎日の勉強から本格的な入試対策まで、総合的な学びをしていきたいのであれば「スマイルゼミ」がおすすめです。毎月講座がタブレット上に配信される通信教育タイプで、教科書に沿った内容の講座が代替授業ペースに合わせて配信されるので授業対策として予習・復習ができる。「スタディサプリ」は評価が高い講義動画が学びの軸となっていて、無学年制なのでどの学年のどの教科の単元・講座でも自由に選択して勉強することができる。特定教科の集中対策などもできます。得意は応用レベル講座でさらに伸ばし、基礎は学年をさかのぼりながら基礎を積み上げていくことができる。
受講コストやテキスト学習面においては「スタディサプリ」。受講コストが低いので通信教育と併用して学ぶ中学生も多く、活用法を考えながら効果的に利用していくことをおすすめします。
自由度の高いシンプルな学び
無学年制になっているので中学3年間だけでなく小学校・高校の範囲まで自分の学びたい講座を選択して勉強ができます。「講義動画」への評価が非常に高く、教科専任の丁寧でわかりやすい指導。テキスト教材については自分でダウンロード印刷をして活用していくことができるので、繰り返し演習問題にチャレンジすることもできるでしょう。何よりも月々980円で勉強ができるので、低コストでとても充実した学びをすることができるおすすめ教材システムです。
専用タブレットで個に合わせた総合学習
体感的なワーク学習や繰り返し反復学習ができるドリル、段階的に一つ一つステップアップができる学習動線、記述する学びで考えて本質的な理解を促していく専用タブレット型の通信教育。適時個別の学習履歴を築盛・解析することで、いま必要な学びを的確に取り組んでいくことができる。定期テスト対策も個別の理解度別の対策をすることができますし、高校入試対策においても志望校レベルの学力とのギャップを埋めていく戦略的な対策をすることができます。