1年で1番長い休み期間となる「夏休み」。
家族や親戚が集まったり、お出かけや花火大会・お祭り・地域行事への参加など、夏を体感しながら様々なことに触れて楽しい思い出に残る休み期間にしていきたいですね。
暑い夏なので熱中症など体調管理にも十分気をつけながら健康で元気に過ごしていきましょう。
さて、夏休みは勉強もしっかりと取り組んでいかなければいけません。学校から出されている課題はもちろんですが、計画を立てて勉強を進めていきたいですね。
充実した夏休みを過ごすためにも勉強をしっかりとすることが大切です。
夏休みにやりたいこと!
夏休みをしっかりと過ごしていくために、いくつかの視点から小学生の夏休みの勉強について「これだけはやっていきたい!」ことを考えてみたいと思います。
計画を立てよう
何よりも夏休みは計画を立てて過ごしていきましょう。
勉強だけでなく、起きる時間や寝る時間など生活面も含めて計画を立てると良いでしょう。
・ゆとりをもった計画
あれもこれもと詰め込みすぎてしまったり、はじめから無理な計画を立ててしまうと結局計画倒れになってしまいます。詰め込みすぎずにゆとりのある計画を立てて、臨機応変に計画を変更しながら夏休みを過ごしていこう。
・生活のリズムは崩さない
基本的には学校がある時と同じような生活のリズムを崩さないようにしましょう。起床・就寝、食事といった基本的な生活リズムを崩しさないように、元気に健康な夏休みを過ごしていこう。
・1日のタイムテーブルをつくってみよう
長期の計画だけでなく、1日の大まかなタイムテーブルをつくってみましょう。〇時に起床をして、〇時~〇時までは勉強をするというようにタイムテーブルをつくると、決まった時間に勉強をすることができるようになります。
それぞれの環境に応じて無理のない計画を立てていきましょう。
学校課題をしっかりとやる
学校から、夏休み帳・自由研究・読書感想文・工作・日記などなど、夏休み期間に取り組む課題が出されています。
まずは学校課題を優先して計画的に進めていくことが第一です。
毎日決まった時間に課題に取り組むことで自然に学習のリズムも作ることができますし、自由研究や工作のように日数がかかる課題も焦らずに取り組んでいくことができます。
やり残しがないようにゆとりのある計画を立てて、学校から出されている課題を軸にした夏休み学習を進めていきましょう。
総復習や重要単元の振り返り
学校から出されている課題に取り組むことで、1学期の重要単元の振り返りや総復習をすることができますし、教材やドリルなどを活用してみるのもおすすめです。
夏休みが格好の授業がありません。
だからこそ、これまでに勉強をした範囲を振り返って理解を深めて基礎力を着実に定着させていく良い機会なのです。
時間があればはじめから教科書準備総復習をしてみてもいいですし、特に重要な単元や2学期以降の学習につながる単元をピックアップして復習をしてみてもいいでしょう。
夏休みまでに勉強をしたことは夏休み中に定着させていくことを目標に総復習を実践。
復習をすると、忘れていたことや覚え違いの部分も出てきますので、夏休み中にキチンと学習してきた内容を整理していきましょう。
苦手や弱点を解消
自分の弱点や苦手に向き合って対策をしていきましょう。
まずは「どの教科の、どの部分が苦手か」を特定することが大事で、今までのテストや問題集・ドリルを見直してみたり、教材を活用して実力診断テストで苦手をあぶりだしていきましょう。
苦手個所が分かればその分野や単元を基礎からじっくりと復習することができます。繰り返し学習や苦手のモトとなっている単元からの学び直しなど、一人ひとりの理解に応じた対策を進めていきたいですね。
タブレットを活用する教材では、一人ひとりの弱点に応じた個別の復習カリキュラムで対策ができる教材もありますので、効果的に活用をしてみるのもおすすめです。
+αの取り組みでさらに力を伸ばす!
時間を有効的に活用することができる夏休みは、新しいことにチャレンジをしたり得意をさらに伸ばしていくことができます。
例えば普段はなかなか時間がなくて取り組めないことや、興味や関心があることなどにチャレンジをしてみたり、日常ではできない体験を通して探求心や想像力を育んだりする良い機会です。
勉強面に目を向けてみれば、得意科目の応用問題や発展的な学習にチャレンジしてさらに得意を伸ばしていくこともできるでしょう。
夏ならではの体験もたくさんありますので、夏休みにチャレンジしたことを親子で一緒に考えてみましょう。
充実の夏休みにしていこう!
上記はあくまで基本的なことだと思いますので、それぞれの目標や過ごし方で充実した夏休み期間になるようにしていきたいですね。
親子の時間も増えると思いますので、勉強に普段よりも関わることができたり、一緒にお出かけや体験をしたり、有意義な時間を過ごしていきましょう。