ネット教材

ネットを活用する教材、タブレットやスマホを利用して学ぶ教材の人気の教材タイプは「通信教育タイプ」「学習教材タイプ」です。それぞれの学び方や目的などに合わせた教材タイプを選択していきたい。

もちろん教材ごとにその教材の特性や学習スタンスなどがありますが、大枠で「通信教育タイプ」「学習教材タイプ」の学習システムについて確認をしていきたいと思います。

自宅での学びの環境をつくりながら、求めている学習ができるように自分がどのタイプの教材を受講すればいいか考えながら比較をしてみましょう。

基本的な情報

講師

まずは「通信教育タイプ」と「学習教材タイプ」の基本的な学習の流れやスタンスなどを確認していきたいと思います。

教材ごとに差がありますので大枠として確認をしてください。

通信教育タイプ

「通信教育」タイプの基本情報。

  • 毎月新しい講座・教材が配信・届く
  • 教科書や授業ペースに合わせた講座が配信されます
  • 定期テスト対策教材や個別の苦手対策ができる
  • 段階的・戦略的な入試対策カリキュラム
  • 添削指導がある教材もある
  • テキスト教材と組み合わせて学習ができる教材もある

「通信教育」は毎月新しい講座が配信されるシステムになっています。学校の授業ペースに合わせた学習をしやすいシステムになっていますし、授業の復習や予習への活用もしやすくなっています。

さらに毎月添削問題を解いて提出する教材もあり、担当指導者が個別指導をしてくれるので人の手による丁寧で一人ひとりに寄り添った学習を実践していくことができるでしょう。

学習教材タイプ

「学習教材」タイプの基本情報。

  • 対象となる講座・単元を全て学ぶことができる
  • 無学年制を採用している教材が多い
  • 学習計画を自分で立てながら学習がしやすい
  • スモールステップ教材が多い
  • テキスト教材と組み合わせて学習ができる教材もある

「学習教材」は受講をすれば対応しているすべての講座を自由に学ぶことができるタイプです。教材ごとにシステムに違いがありますが、無学年生教材では学年の枠を超えた学習を実践していくことができます。

スモールステップ学習、担当指導者や担当コーチによるサポートがある教材もありますので、受講前にシステムをしっかりと確認しておきましょう。

メリット・デメリット

ネット教材・タブレット教材

「通信教育タイプ」と「学習教材タイプ」のメリット(利点)・デメリット(考えたいポイント)を検証していきたいと思います。

通信教育タイプ

「通信教育」のメリット・デメリット。

「通信教育」のメリット

・授業・教科書に合わせた勉強ができる
学校で使っている教科書内容や授業のペースに合わせた教材が配信されるので、学校授業の理解定着に活用していきやすい。

・毎月教材が配信される
毎月新しい講座が配信されたり自宅に届くシステムになっているので、学びのリズムや習慣をつくりやすくなっています。

・意欲やモチベーションを向上させる工夫
教材ごとに学びへの意欲やモチベーションを向上・維持させていくための工夫やシステムがあるので継続した学びの習慣を促していくことができる。

・テスト対策も万全
定期テストの時期に合わせて厳選された問題や個別の実力に応じたテスト対策を効果的に実践することができる。

・戦略的な入試対策ができる
時期に応じてやるべきことを明確にしながら戦略的・段階的に志望校レベルに合わせた入試対策をすることができます。

・学びのサイクルをつくりやすい
毎月配信されますし、月のまとめや添削問題など自分なりの学習サイクルをつくることができます。計画的な勉強の習慣作り。

「通信教育」のデメリット

・講座が溜まってしまうことがある
毎月新しい講座が配信されるので、取り組まなかった講座や教材が溜まってしまうことがあります。

・学びのスピードについていけないことがある
授業ペースと合っていなかったり、難しい単元で止まってしまって学びのスピードについていけないことがあるかもしれません。

・遊びの要素が強いことがある
遊びの要素が強すぎると勉強の動機づけにはなりますが本質がブレてしまうことがありますので、バランスに注意していきましょう。

学習教材タイプ

「学習教材」のメリット・デメリット。

「学習教材」のメリット

・講座を選択して学習ができる
対象となるすべての講座を学ぶことができるので、自分の学びや胃講座・単元を選択して勉強をすることができます。

・学年の枠を超えた学びができる
無学年制になっていれば、対応している学年の枠を超えて学習をすることができる。

・弱点・苦手対策がしやすい
弱点や苦手単元を基礎から復習して対策をすることができます。集中的に対策をすることもできる。

・自分の学習ペースで学ぶことができる
自分なりの学習計画・学習ペースで学びやすいシステムです。計画的に学んでいきましょう。

・他の学習法と組み合わせやすい
通信教育をはじめ学習塾や家庭教師などほかの学習法との組み合わせ学習もしやすいと思います。

「学習教材」のデメリット

・学習計画が大切になります
自分でしっかりと学習計画を立てて取り組むことが大切になるので、学ぶ習慣がついていない人は継続した取り組みが難しくなります。

・学校の勉強と組み合わせが難しいことも
独自のカリキュラムや教科書に沿った内容でない場合も多いので、学校の勉強との組み合わせ学習が難しいこともあります。

・自立した学習が求められる
自立した学習が基本となりますので、自分是進んで学ぶ姿勢が求められます。

それぞれの活用法で学んでいきましょう!

「通信教育」「学習教材」どちらもメリットがありますので、自分が求めている学習と効果が期待できる教材を選択して学んでいきたいですね。

個別の教材ごとにそれぞれの指導方針やレベルなどがありますので、まずは教材の内容やシステムをしっかりと確認をすることから比較をはじめてみましょう。

自分なりの教材活用法をみつけて学んでいくと、より効果的に成果が表れてくると思います。