2017年はタブレット・PC端末などを活用して勉強をするネット教材や通信教育への関心がさらに高まる年になると思います。
2020年には「学習指導要領」が改訂され、学校授業において1人1台のタブレット端末、電子教科書や電子黒板など学校でのICTの活用が本格化するような取り組みが進められています。
まだまだ課題や不安のあるのが現状だとは思いますが、先々を考えると確実に教育現場でのICTの活用は避けては通れないものです。
教育現場では前倒しで実施する自治体や実験的な取り組みも始まると思いますが、家庭における教材でもネット教材をはじめとする各種教材に注目が集まるのは必然的な事でしょう。
2017年を家庭でのネット教材やICT教育をスタートさせる家庭も増えると思います。
2017年注目したい3つのネット教材
タブレット端末・PC端末・スマートフォンなどで学習をするネット教材。2017年注目しておきたい教材を3つ挙げてみたいと思います。
1.スマイルゼミ
学習タイプ:通信教育
教材タイプ:専用タブレット
対象年代:小学生・中学生
使用する端末は学習専用に開発された高性能タブレット「スマイルタブレット3」。継続した勉強と体感的な理解で確かな学力を育成していく通信教育。無理なく自ら学ぶことができるとても考えられた内容と、専用タブレットによるデジタル学習で明快な家庭学習ができます。
2.スタディサプリ
学習タイプ:学習教材
教材タイプ:タブレット・PC・スマホ
対象年代:小学生4~6年生・中学生・高校生
前年2016年はかなり注目を集めた教材ですが、引き続き2017年も学びやすいネット学習教材として多くの受講者が増えることが予想されます。インプット×アウトプットのシンプルな学習法とレベルに合わせた自分なりの取り組みができる。月々980円の良質な教材です。
3.Z会
学習タイプ:学習教材
教材タイプ:タブレット(iPad)
対象年代:小学生・中学生・高校生
通信教育のなかでも特に評価が高い教材が「Z会」。紙教材・テキスト教材と上手に組み合わせた良質な学習は、これからの家庭学習の方向性を示しているように思います。確かな学力の育成や本格的な学びをしたい学生に非常に人気があります。
4月の進級・進学に向けて教材を選ぶ
4月になると新しく進学をする人、ひとつ学年が上がる人、自分の夢に向かって進む人、年度の切り替えは様々な門出の時期であり一つの大きな区切りです。
4月の進学や進級に合わせて新しい学びをスタートさせ家庭学習の環境づくりを始めている家庭もあると思いますし、本年度の学習状況を振り返って学習の見直しをしたり今の学年の学習の総まとめのために新しい学習法を探している人もいるでしょう。
ネット教材のメリットは、やはりデジタルを生かした学びにあると思います。
動画授業で質の高い講師による丁寧な分かりやすい解説、自分の得意・苦手など理解度を解析してバランスよく学力を伸ばすシステム、視覚的・体感的・聴覚的など多様な角度からの学び、量の負荷や繰り返し学習。
ネット教材の多くはデジタルの強みを生かした勉強ができる仕様になっています。
新しい年度を迎えるにあたって、新しい家庭学習の取り組みを始めてみましょう。