家庭学習でタブレット端末をはじめとするデジタル教材を導入する家庭が増えています。
2020年までに文部科学省は授業でのICT活用などの教育の情報化の方針を打ち出しており、今後は学校でも家庭でもICT活用教育が一般的になっていくと予想されます。
そんななか、小学生向けの通信教育において「スマイルゼミ」と「進研ゼミ」のチャレンジタッチの2教材は、専用タブレットを活用した通信教育として自宅でICT教育ができる教材。
今回はこの2つの専用タブレット教材を徹底的に比較してみようと思います。
専用タブレット仕様・基礎情報
「スマイルゼミ」の専用タブレットはスマイルタブレット3、「進研ゼミ」の専用タブレットはチャレンジタッチです。
基本仕様 | スマイルタブレット3 | チャレンジタッチ |
---|---|---|
OS | android | android |
寸法(W×H×D) | 270mm×180mm×10.2mm | 252mm×191mm×16mm |
ディスプレイ | 10.1型TFT (1280×800) |
9.7型 (1024×768) |
重量 | 約550g | 約750g |
タッチパネル | 静電容量式 (10指対応マルチタッチ) |
抵抗膜式 (シングルタッチ) |
メモリ | 16GB | 16GB |
機能など | ヘッドホンマイク端子 microSDメモリーカードスロット カメラ(表面・背面) microUSB2.0 |
ヘッドホン端子 SDスロット(SDHC対応) カメラ(背面のみ) MiniUSB端子 |
基本仕様は上記の通り。
大きく違うポイントとしてタッチパネルがあります。
簡単に言えば「スマイルタブレット3」の「静電容量式」は誤反応・誤作動が少なく耐久性も高いが金額が高い、「チャレンジタッチ」の「抵抗膜式」は透過率が低く誤反応もあるが金額が安いといった感じだと思います。
タッチパネルの違いからも分かるように専用タブレット端末の性能は「スマイルタブレット3」の良いです。タブレットの性能はそのまま学習効率にも反映される部分ですので、しっかりと考えていきたい部分です。
システム | スマイルタブレット3 | チャレンジタッチ |
---|---|---|
タブレット代金 | 9,980円 (12ヶ月以上受講が前提) |
無料 (6ヶ月以上受講が前提) |
タブレットサポート | タブレットあんしんサポート (年額3,600円) |
チャレンジパッドサポートサービス (年額1,836円) |
受講費/月 | 1年生 3,600円 2年生 3,900円 3年生 4,400円 4年生 4,900円 5年生 5,400円 6年生 5,900円 |
1年生 3,343円 2年生 3,343円 3年生 4,062円 4年生 4,865円 5年生 5,632円 6年生 5,779円 |
テキスト教材 | なし | 年数回あり |
中学生コース | 継続利用可 | 不可 |
保護者向け | みまもるトーク みまもるネット メール配信 など |
おうえんネット メール配信 情報誌 など |
<タブレット代金詳細>
「スマイルゼミ」
12ヶ月以上の受講⇒9,980円
12ヶ月未満の退会⇒+6,980円
6ヶ月未満の退会⇒+29,820円
「チャレンジタッチ」
6ヶ月以上の受講⇒無料
6ヶ月未満の退会⇒14,364円
<サポートの詳細>
「スマイルゼミ」
「メーカー保証」(1年間)
「タブレットあんしんサポート」 年間3,600円
故障時の無料修理、壊れた場合は6,000円で交換など。
「チャレンジタッチ」
「メーカー保証」(1年間)
「チャレンジパッドサポートサービス」 年間1,836円
故障の場合は3,240円で交換など。
やはり性能が高いぶん「スマイルタブレット3」のほうがタブレット代が高くなっていますが、継続して中学生コースでもそのまま使えるので無駄になることはありません。
受講費に関してはそれほど差はなく一般的。
保護者向けのサポートについては個人的には「スマイルゼミ」のほうが充実している印象があります。
実際に受講して比較
2つの専用タブレット型通信教育を実際に受講して比較してみました。
比較 | スマイルタブレット3 | チャレンジタッチ |
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学習内容 | ||
学習動線 | ||
勉強のしやすさ | ||
意欲・やる気 | ||
タブレット性能 | ||
コスト | ||
保護者向け | ||
テキスト学習 | ||
継続性 | ||
学力の定着 |
実際に受講してみると「スマイルゼミ」のタブレットの性能と学習動線がとても気に入りました。
確かな学力を定着させていくために、間違えた問題や復習へ自然に誘導する動線はバランスよく学力を育成していくために非常に効果的だと感じます。
あくまで個人的な評価ですが、実際に2つの教材を受講してみて個人的には「スマイルゼミ」をおすすめします。
⇒進研ゼミ