「スマイルゼミ」「Z会」「進研ゼミ」などタブレット端末を利用した通信教育はいくつかあります。

2020年からデジタル教科書を導入の方向に動いていたり、電子黒板、情報教育などICT教育が今後も増々主流となっていくことが予想されます。

特にデジタル教科書に関しては当面は紙の教科書との併用をする方針だったり、コスト面や検定など様々な問題がまだあると思います。

今後の動向に注目しておきたいところですが、PC・タブレット・スマホなどの通信機器の発達に伴い、家庭での学習環境にも大きな変化がここ数年顕著になってきています。

その中でもタブレット端末を活用した通信教育は非常にメリットも大きいタイプの教材で、テキスト教材と組み合わせた勉強法やタブレット端末だからこそできる学習法で関心が高まっています。

主なタブレット型通信教育

まずは主要なタブレット型の通信教育

毎月新しい講座が配信され、教科書・授業スピードに合わせた勉強ができるものを通信教育と定義して紹介します。

スマイルゼミ

スマイルゼミ

タブレット:専用タブレット
対象・小学生・中学生

専用タブレットだからできる良質な学習

小学生と中学生の全学年に対応した専用タブレット型の通信教育。全ての勉強をタブレット上で進めていくタイプの教材です。タッチペンを使った記述学習、動きのある体感的な勉強で理解度を解析した自分に最適な学習ができます。

Z会

Z会

タブレット:iPad
対象・小学生・中学生・高校生

質の高いタブレット型通信教育

元々「Z会」は問題・教材の質の高さには定評のある通信教育。その内容をタブレット学習にも組み込み、さらにタブレットだからこそできる学習をプラスして「本物の学力」を育成していく水準の高い教材です。

進研ゼミ

進研ゼミ

タブレット:iPad・専用タブレット
対象・小学生・中学生・高校生

通信教育の人気教材

誰でも知っている通信教育「進研ゼミ」。タブレット型教材では年代・学年に合わせた勉強ができるように工夫されており、幅広い学生が勉強のしやすい学習スタイルとなっています。

基本データ比較 スマイルゼミ Z会 進研ゼミ
おすすめ度 5.0 5.0 4.5
タブレット 専用タブレット iPad iPad
専用タブレット
テキスト教材 なし あり あり

タブレット型の通信教育のメリット

それではいくつかタブレットを活用して学ぶ通信教育のメリット・利点などを考えてみましょう。

●授業・教科書・学校に合わせて勉強ができる
毎月その月に学習をする講座が配信されるのが通信教育の学習システム。基本的に学校の教科書に合わせた内容の講座が配信されるので、学校の授業順序で勉強をすることができ、学校授業・教科書との相乗的な学習ができます。授業の予習・復習への活用にもとても利用しやすい。

●テスト対策にも最適
教科書に合わせたテスト勉強ができたり、自分の理解度に合わせた優先度で対策をしたり、効率の良いテスト勉強ができるのも大きなメリットです。計画的にテスト勉強スケジュールを組み、目標の点数に近づけるための取り組みができる。

●受験対策
受験へもしっかりと対応しているのがタブレット型の通信教育。特に実績のある「Z会」などは充実した対策ができるでしょう。

●テキスト教材のメリットも生かす学び
「Z会」「進研ゼミ」では、テキスト教材を活用して双方のメリットを生かした勉強ができるのが特徴。インプット学習・アウトプット学習を着実に進めることで実力を育成していくことができる学習スタイルです。

●添削指導やサポート
こちらも「Z会」「進研ゼミ」ですが添削指導があるので、人の手によるきめ細かい個々に合わせた個別指導を受けることができます。そのほか、分からない問題の質問、学習法や進路相談などサポートが充実しています。

●学習意欲を向上させやる気を引き出す
年代や学年に合わせて、学習意欲を向上させていくためのシステムや仕組みがあるので、継続して勉強をすることができます。学習習慣を定着させながら学びに対する意識も変えてくれると思います。

●基礎から応用・教科書+αまで幅広い学習
毎月新しい講座が配信されるからこそ、徐々に力を引き上げながらステップをちゃんと踏んで実力を育成していくことができます。基礎学力を踏まえて応用的な学習や、得意教科をさらに伸ばす発展的な問題、教科書では扱わない広いテーマに触れることもできる。

●保護者へのフィードバック
保護者向けに子供の学習状況・進捗具合・理解度・学習バランスなどを細かく確認することができるサポートがあります。専用サイトで詳細まで確認ができ、メール配信や子供とのタイムラインなども充実。

いくつかのタブレット型通信教育のメリット・利点などを上げてみました。

通信教育は、学習習慣の定着と順を追った確かな学力の向上に最適。テスト対策・受験対策もバッチリなので、まずは通信教育タイプの教材から受講教材を探してみることをおすすめします。