2019年度版の中学生向けの進研ゼミ「ハイブリッドスタイル」と「スマイルゼミ」の仕様・内容・特長などを比較してみたいと思います。
どちらの通信教育も専用の端末を活用した学習法になっていて、直接タブレットに書き込みながら映像授業やアニメーションを利用したワーク学習、理解度に応じた出題や対策を進めていくことができます。
中学生の基本はやはり授業の確かな理解とテスト対策。苦手がある場合はしっかりとつまづきに合わせた復習をして理解力を上げ、各教科バランスよく実力とテストでの得点力を伸ばしていきましょう。
タブレット学習は忙しい中学生にピッタリの学習法だと思います。効率よく自分のリズムで取り組んだり、スキマ時間や週末にまとめて勉強をしたり、それぞれの生活リズムや学力に応じた勉強をしていきましょう。
ハイブリッドスタイル×スマイルゼミ
中学生のタブレット形式の通信教育で人気の高い、進研ゼミの「ハイブリッドスタイル」と「スマイルゼミ」を比較していきたいと思います。
専用タブレットだからこそできる学習と、効率よく学力を伸ばすための様々な工夫がある通信教育で、どちらがいいのか迷ってしまう生徒も多いと思いますので参考にしてください。
専用タブレット仕様
「スマイルゼミ」の専用タブレットはスマイルタブレット3、「進研ゼミ」の専用タブレットはチャレンジパッド2です。
タブレットの仕様については小学生版の比較をした前回の記事と同じですので省きたいと思います。(→小学生比較「チャレンジタッチ」「スマイルゼミ」2019年度版)
基本情報
システム | 「スマイルゼミ」 | 「進研ゼミ」 |
---|---|---|
タブレット代金 | 9,980円 (12ヶ月以上受講が前提) |
無料 (6ヶ月以上受講が前提) |
タブレットサポート | タブレットあんしんサポート (年額3,600円) |
チャレンジパッドサポートサービス (年額1,836円) |
受講費/月 | 1年生 6,980円 2年生 6,980円 3年生 7,980円 |
1年生 6,853円 2年生 7,059円 3年生 7,835円 |
受講教科 | 国語・数学・英語・社会・理科+実技系4教科 | 国語・数学・英語・社会・理科+実技系4教科 |
教科書対応 | 主要5教科対応 | 主要5教科対応 |
テキスト教材 | なし | 毎月あり |
添削指導 | なし | 年数回あり |
大きな違いはやはりテキスト教材と添削指導の有無だと思います。「進研ゼミ」では専用タブレットで学ぶ「ハイブリッドスタイル」でもテキストを組み合わせた学習法になっていて、毎日の学習は専用タブレットで進め、週末にテキストを活用した学習をする学習スタイル。さらに添削指導も年数回、さらに適時テキスト教材があるので学びの幅が広い。
「スマイルゼミ」は図べ手の勉強をタブレット上だけで完結させるスタイルになっていて、学習効率を高めながら理解度に合わせたテスト対策や目標との学力ギャップを埋めていく入試対策など、タブレットの特性を活かした多角的な学びができるのが魅力だと思います。
受講してみた評価
実際に子供(中学2年生)に2つの教材を受講してもらい学習内容や教材のシステムなどについて比較をしてみました。多分に個人的な意見が反映されているので予めご了承ください^^;
比較 | スマイルゼミ | 進研ゼミ |
---|---|---|
学習内容 | ||
学習動線 | ||
勉強のしやすさ | ||
意欲・やる気 | ||
タブレット性能 | ||
コスト | ||
保護者向け | ||
テキスト学習 | ||
学力の定着 | ||
授業対策 | ||
テスト対策 | ||
苦手対策 | ||
入試対策 |
あくまで個人的な感想ですが、一つ一つ体感的に学んで理解を積み重ねていくことができる「スマイルゼミ」、タブレットとテキストの良いところをミックスして総合的な学びができる「進研ゼミ」という印象。
中学生では自分のリズムで学び効率よく学校生活や部活動と両立していくことが求められるので、わかりやすい学習動線でシンプルな学びを進めたほうがいいと思います。基本的にはどちらの教材も授業から入試対策までわかりやすく進めていくことができると思いますが、テキストを活用した学びができる「進研ゼミ」のほうがやはり学びの幅は広いのではないでしょうか。
入試対策に関しては「スマイルゼミ」は理解度と志望校レベルとのギャップを常に埋めていく対策、「進研ゼミ」では都道府県別レベル別で対策を進めていきます。どちらも定期的な実力診断テストや合格判定模試などを実施して学力の確認と弱点補強を進めていくことができる。
<結論!!>
学びやすさで選ぶなら「スマイルゼミ」、総合力で選ぶなら「進研ゼミ」がおすすめ。
タブレットで学習をするメリットはとても大きいと思いますので、タブレット型の通信教育を活用して家庭での学びを充実させて、テストや入試への得点力をしっかりと伸ばしていきましょう!
⇒進研ゼミ