2019年度版の「進研ゼミ」と「Z会」の仕様・内容・特長などを比較してみたいと思います。
どちらの通信教育もテキスト主体の教材スタイルとタブレットを活用した教材スタイルを選択することができるシステムになっていますが、当サイトではタブレット端末を活用したスタイルについて比較をしていきたいと思います。
中学生向けの通信教育としてはともに大手の教材として認知度や人気が高い「進研ゼミ」と「Z会」。
授業対策から本格的な高校入試対策までトータルで学ぶことができる通信教育で、多くの中学生が家庭学習法として受講している教材。だからこそしっかりと比較をして自分に合わせた学びができる教材で取り組んでいこう
ハイブリッド×iPadスタイル
進研ゼミでは「ハイブリッド」、Z会では「iPadスタイル」がタブレット学習に対応した教材スタイルになります。
どちらもテキスト教材との組み合わせた学習法になっているので、デジタル×テキストの効果的な学びを実践することができると思います。
基本情報
システム | 「ハイブリッド」 (進研ゼミ) |
「iPadスタイル」 (Z会) |
---|---|---|
利用端末 | 専用タブレット | iPad (対応端末要確認) |
タブレット代金 | 無料 (6ヶ月以上受講が前提) |
会員特別価格で購入可能 |
対象学年 | 全学年 | 全学年 |
受講教科 | 国語・数学・理科・社会・英語 | 国語・数学・理科・社会・英語・作文 |
教科書準拠 | 国語・数学・英語 | 数学・理科・社会・英語 |
受講費/月 | 1年生 6,853円 2年生 7,059円 3年生 7,835円 |
1年生 4,000円~12,700円 2年生 4,000円~12,700円 3年生 4,900円~20,200円 |
テキスト教材 | 毎月あり | 毎月あり |
添削指導 | 毎月あり | 毎月あり |
学習レベル (中3の場合) |
「受験総合コース」 「難関挑戦コース」 「最難関挑戦コース」 |
「進学クラス」 「特進クラス」 |
受講して比較
実際に受講した体験として比較をしていきたいと思います。
※かなり個人的な意見ですので参考程度に見てください。
比較 | 「ハイブリッド」 (進研ゼミ) |
「iPadスタイル」 (Z会) |
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学習内容 | ||
学習動線 | ||
勉強のしやすさ | ||
教材の質 | ||
意欲・やる気 | ||
コスト | ||
テキスト学習 | ||
継続性 | ||
授業対策 | ||
テスト対策 | ||
苦手対策 | ||
入試対策 |
総評
基本的にはどちらも学校授業を基本とした勉強をすることができるので、基礎学力や定期テスト対策などは充実していると思います。「進研ゼミ」は副教材が豊富で苦手ポイントに絞った対策や取り組んでおきたいことを集中対策したり、本講座と組み合わせながら定期的に要点を抑えた学びをすることができるのが大きなメリット。「Z会」では日々の学びから高校入試を見据えた質の高いワーク学習や質の高い問題で効率よく必要学力を積み上げていくタイプの通信教育。無駄を省いて本質的な理解ができるように構成されたシンプルな学びで高いレベルの学びにも対応しています。
間口が広くてどんな中学生でも学びやすいのは「進研ゼミ」。効率よく授業理解から質の高い学びを進めていきたい人は「Z会」がおすすめです
一人ひとりに合わせた最適な学習ができる
教科書準拠で総合的な学びをすることができる。それぞれの苦手に応じた対策、合格から逆算したレベル別の入試対策など、授業対策を基本としながらトータルで実力に合わせた学びをすることができる。全体的に学習意欲を引き出す工夫がされているので継続して習慣的な学びをしやすいタイプだと思います。テキスト教材は週末に取り組んでいくことを前提にしていて、日々の学習は専用端末を活用したデジタルでの学びがメインとなります。
⇒「Z会」
効率よく授業対策・テスト対策を進めて入試に直結する本物の学力
高校入試をゴールとして授業対策・テスト対策などからも入試に直結する本質的な理解を促し学力を着実に育てていく内容。質の高い問題は解きごたえがあるので充実した勉強ができます。映像授業やタブレットでの学習と組み合わせてテキスト教材を利用していくスタイルになっているので、日々の学びから双方の特長を活かした勉強法になっています。必要に応じて1教科から選択して学ぶことができるのも特長だと思います。