小学生向け通信教育を比較

タブレットを利用する通信教育に限定して小学生向けの教材を比較。

タブレット型の通信教育である「スマイルゼミ」「進研ゼミ」「Z会」の3つの有名教材を比較していきます。

それぞれに独自の方針・コンセプトで特徴のある教材ですので、小学生の家庭学習とタブレット学習に大いに活用することができるシステムだと思います。

特に小学生の年代においては書く学習も大切になるので、直接タブレット上に書き込んだりテキスト教材と組み合わせた構成になっていたり、筆記することを疎かにしない勉強ができるのが特徴のひとつです。

それでは、タブレット型通信教育の3つの教材をみてみましょう。

「スマイルゼミ」小学生コースについて

小学生向けのタブレット型通信教育の代表的な教材は「スマイルゼミ」で間違いないでしょう。高性能タブレットによる記述問題にも完全対応した良質な学習ができます。

スマイルゼミ専用タブレットを使うからできる多角的な勉強、書くことを大切に考えた勉強、理解度を上げていくための学習動線などとても充実したシステムになっています。

特徴.1 視覚的・直感的に学ぶ
小学生は難しい概念や抽象的な問題などでつまづきやすい。「スマイルゼミ」はアニメーションによる解説や自分で動かして直感的に理解できる勉強でワクワクしながら家庭学習ができます。教科書に合わせて基礎をちゃんと作っていくことができる。

特徴.2 専用タブレットだけで勉強
勉強は全部タブレット上で進めていく教材。自分専用のタブレットを利用して、学習意欲を上げながら理解を促す最適な学習動線で継続した勉強ができるシステムになっています。

特徴.3 保護者へのフィードバック
保護者に学習進捗・理解度・取り組み時間などが細かく学習データとしてフィードバックされます。子供とのやり取りや優先的に勉強する講座なども設定でき、しっかりと保護者も勉強に関わっていくことができる教材。

「進研ゼミ小学講座」では、2つのタイプのタブレット教材を用意しています。

専用タブレットを基本として年数回のテキスト教材がある「チャレンジタッチ」、テキスト教材とiPad学習を組み合わせた「ハイブリッドスタイル」。

特徴.1 スタイルに合わせて選択できる
テキスト学習も重視しながらタブレットでの勉強もしたい人は「ハイブリッドスタイル」、専用タブレットで勉強をしたい人は「チャレンジタッチ」、それぞれのスタイルに合わせて教材を選択できるのが良い。

特徴.2 楽しく学ぶスタイル
どちらのスタイルを選択したとしても「進研ゼミ」は楽しく学習をすることができる教材です。基礎学力と学習習慣を楽しく伸ばしていこう。

特徴.3 赤ペン先生の添削指導や実力テスト
「ハイブリッドスタイル」は毎月、「チャレンジタッチ」は年数回赤ペン先生の提出課題に取り組んで添削指導を受けることができます。そのほか実力診断テストを年2～3回実施。

タブレットコースはiPadを活用して勉強。タブレットの特性を活用して「Z会」ならではの良質な問題にチャレンジしていくことができます。

授業×練習問題を繰り返して勉強に取り組んで提出課題を提出する学習サイクル。

特徴.1 Z会×タブレット学習
もともと教材・問題の質やコンセプトへの評価が高い通信教育「Z会」。タブレットを活用する勉強法を導入したことでさらなる良質な学習に取り組むことができます。

特徴.2 理解度に沿って適切なレベル学習
子供の学習理解度に合わせて適切なレベルの問題を出題するので、基礎をちゃんと学んで実力を伸ばしていくことができます。何度も解きなおして苦手を克服していくことができる。

特徴.3 シンプルな学習
とてもシンプルに勉強に集中できるシステム・教材です。学習スケジュールも個々に合わせて自動で作成。国語・算数・英語・理科・社会と総合学習の計6教科をバランスよく伸ばしていくことができると思います。

比較	スマイルゼミ	進研ゼミ	Z会
おすすめ度	5.0	4.5	5.0
教材	専用タブレット	「チャレンジタッチ」「ハイブリッドスタイル」「オリジナルスタイル」	「iPadスタイル」「テキストスタイル」
タブレット	専用タブレット	専用タブレット／iPad	iPad
受講費／月	小1 3,600円小2 3,900円小3 4,400円小4 4,900円小5 5,400円小6 5,900円	小1 3,343円～3,637円小2 3,343円～3,637円小3 4,062円～4,419円小4 4,865円～5,293円小5 5,632円～6,128円小6 5,779円～6,288円	小3 7,029円小4 7,029円
授業対策	◎	◎	◎
個別学習	◎	○	○
添削指導	━	◎	◎
サポート体制	○	◎	◎
カリキュラム	◎	○	◎
受講者数	○	◎	◎
テキスト教材	━	◎	◎