2020年度版の「スマイルゼミ」とZ会「タブレットコース」の仕様・内容・特長などを比較してみたいと思います。
小学校で新しい学習指導要領がスタートする2020年度。タブレット教材においても内容の改定やシステムのリニューアルなどでこれからの教育に対応した学習しやすいシステムとなっています。
「スマイルゼミ」では全国学力診断テストの導入やカリキュラムの改定などが実施され、「Z会タブレットコース」では2020年度から1年生にも対応したコースを開講します。
英語やプログラミング学習などにも対応しているので、どちらも非常に人気が高い通信教育です。
スマイルゼミ×Z会タブレットコース
「スマイルゼミ」とZ会の「タブレットコース」をいくつかの項目で比較していきたいと思います。
基本的な教材システムに違いがありますので、まずは教材のシステムをしっかりと確認をしておきましょう。
基本情報
システム | 「スマイルゼミ」 | 「タブレットコース」 |
---|---|---|
利用端末 | 専用タブレット | iPad (対応端末要確認) |
タブレット代金 | 9,980円 (12ヶ月以上受講が前提) |
会員特別価格で購入可能 |
対象学年 | 全学年 | 1年生、3年生~6年生 |
受講教科 | 国語・算数・理科・社会・英語・プログラミング | 国語・算数・理科・社会・英語・総合学習・プログラミング |
受講費/月 | 1年生 3,880円 2年生 4,100円 3年生 4,700円 4年生 5,300円 5年生 6,100円 6年生 6,600円 |
1年生 3,520円 3年生 7,040円 4年生 7,590円 5年生 8,250円 6年生 8,800円 |
テキスト教材 | なし | 年数回あり |
添削指導 | なし | 毎月あり |
中学生コース | 継続利用可 | 継続利用可 |
保護者向け | みまもるトーク みまもるネット メール配信 など |
保護者アプリ など |
受講比較
実際の受講体感や学んでみての感覚などで比較をしてみました。それぞれで重要にしているポイントもあると思いますので多角的に比較をしていきたいと思います。
比較 | スマイルゼミ | タブレットコース |
---|---|---|
問題・教材内容 | ||
学習動線 | ||
学びやすさ | ||
教材の質 | ||
意欲・やる気 | ||
コスト | ||
保護者向け | ||
テキスト学習 | ||
添削指導 | ||
継続性 | ||
プログラミング | ||
英語 |
総評
まず、運営会社に注目してみましょう。
「Z会タブレットコース」は株式会社Z会が運営しており、幼児から社会人までの通信教育をはじめとする教育事業を展開しています。「スマイルゼミ」は株式会社ジャストシステムの運営。パソコン用ソフト「一太郎」「花子」やBIツールなどを開発・提供しており、全国の小学校・中学校の多くで利用されている学習支援ソフト「ジャストスマイル」なども運営。どちらも長年教育事業に携わっています。
特に「スマイルゼミ」は実際の教育現場でも利用されている教育ソフトを開発していますし、PC用ソフトや各種システムを開発しているからこそ、小学生向けに家庭で最適な学習をすることができるシステムになっていると思います。
2020年度からは「Z会」でタブレットコースが1年生に拡大。2年生は次年度開講予定になっていますので、さらにデジタルでの学びを充実させてくれると思います。
学習の進め方や内容や方針についても違いがありますので、そのあたりから比較をしてみると良いと思います。
個別に応じた体感的な学びで基礎から楽しく学ぶ
基本となるのは「体感ワーク」での学び。単元ごとに教科書に沿った内容で基礎から段階的に学ぶことができ、自分で動かしたり観たり・聞いたりしながら体感的な学習ができます。2020年度からは「学力診断テスト」が導入されてさらに個別の理解度や実力に合わせた学習ができるシステムになっています。ワクワクする学習コンテンツや「スターアプリ」システムなど、学ぶ意欲を引き出してモチベーションを継続させていきやすい通信教育です。
・デジタル機能を活かした学習
・タブレット端末だけで効果的な勉強がしたい
・理解度や習熟度に合わせた勉強
・ワクワク学ぶ楽しさを体感していきたい
・基礎の基礎からちゃんと復習をしていきたい
教科書+αの力の育成で本質的な学力を育てる
教科書内容の着実な定着だけでなく、応用・発展的な学びや思考力や表現力など+αの力もしっかりと育て上げていく学習内容になっています。知識を活用して課題に取り組んでいく力、課題を自分の力で克服している意欲を積み上げて、小学校だけでなくその先も見据えた学びができるのが大きな特長です。教材や問題の質については他の教材と比べても一段階高いと思いますし、何よりも受講者の評価が抜群に高い通信教育です。
・質の高い家庭学習環境をつくりたい
・着実な基礎・知識・技能を効率よく定着
・応用や発展的問題にチャレンジしたい
・教科の枠を超える学習がしたい
・確かな学びの環境をつくっていきたい