2019年度版の進研ゼミ「チャレンジタッチ」と「スマイルゼミ」の仕様・内容・特長などを比較してみたいと思います。

どちらの教材も基本的な学習は専用タブレットで進めていく学習スタイルになっていて、どっちがいいのか迷う家庭も多いと思いますので、しっかりと両教材を比較しておくようにしましょう。

小学生のタブレット型通信教育では、やはり自発的な学びを促しながらワクワクする学習ができるのが大きな特長だと思います。

楽しく学びながらも確かな理解を基礎から積み上げていく学習動線になっており、デジタルだからこそできる学びを通してこれから先を見据えた学び方ができるでしょう。

それではいくつかの項目で。

チャレンジタッチ×スマイルゼミ

それではいくつかの項目において進研ゼミの「チャレンジタッチ」「スマイルゼミ」を比較していきたいと思います。

どちらも学習専用タブレットで勉強をする教材スタイルになっているので、安心して子供に与えることができる仕様になっています。さらに一人でもちゃんと理解をしながら勉強を進めていくことができるからこそ、自発的な学習・自立的な学びを促していくことができるでしょう。

専用タブレット仕様

「スマイルゼミ」の専用タブレットはスマイルタブレット3「進研ゼミ」の専用タブレットはチャレンジパッド2です。

基本仕様 スマイルタブレット3 チャレンジパッド2
OS android android
寸法(W×D×H) 270mm×180mm×10.2mm 252mm×191mm×16mm
ディスプレイ 10.1型TFT
(1280×800)
10.1型
(1280×800)
重量 約560g 約760g
タッチパネル 静電容量式
(10指対応マルチタッチ)
抵抗膜式
(シングルタッチ)
メモリ 16GB 16GB
機能など ヘッドホンマイク端子
microSDメモリーカードスロット
カメラ(表面・背面)
microUSB2.0
ヘッドホン端子
microSD/microSDHCメモリーカードスロット
カメラ(表面・背面)
MiniUSB端子
付属品など ACアダプター
専用カバー
デジタイザーペン
AC電源アダプター
専用カバー
専用タッチペン

基本仕様は上記の通り。

画面サイズやメモリ容量や各種機能にはそれほど差はありませんが、大きな相違点としてタッチパネルの方式があります。
「スマイルタブレット3」の「静電容量式」は耐久性が高く誤反応・誤作動が少ないぶん金額が高い、「チャレンジタッチ」の「抵抗膜式」は透過率が低いために誤反応もあるが金額が低いといった感じではないでしょうか。

通常の学習を進めていく上では「抵抗膜式」でも全く問題ないと思いますが、やはり性能面は「スマイルゼミ」のほうが良いように思います。

タブレットの性能2019年度

基本情報

システム 「スマイルゼミ」 「チャレンジタッチ」
タブレット代金 9,980円
(12ヶ月以上受講が前提)
無料
(6ヶ月以上受講が前提)
タブレットサポート タブレットあんしんサポート
(年額3,600円)
チャレンジパッドサポートサービス
(年額1,836円)
受講費/月 1年生 3,600円
2年生 3,900円
3年生 4,400円
4年生 4,900円
5年生 5,400円
6年生 5,900円
1年生 3,343円
2年生 3,613円
3年生 4,408円
4年生 4,890円
5年生 5,871円
6年生 6,323円
テキスト教材 なし 年数回あり
中学生コース 継続利用可 継続利用可
保護者向け みまもるトーク
みまもるネット
メール配信 など
おうえんネット
メール配信
情報誌 など

<タブレット代金詳細>
「スマイルゼミ」
12ヶ月以上の受講⇒9,980円
12ヶ月未満の退会⇒+6,980円
6ヶ月未満の退会⇒+29,820円

「チャレンジタッチ」
6ヶ月以上の受講⇒無料
6ヶ月未満の退会⇒9,720円

<サポートの詳細>
「スマイルゼミ」
「メーカー保証」(1年間)
「タブレットあんしんサポート」 年間3,600円
故障時の無料修理、壊れた場合は6,000円で交換など。

「チャレンジタッチ」
「メーカー保証」(1年間)
「チャレンジパッドサポートサービス」 年間1,836円
故障の場合は3,240円で交換など。

タブレット性能が高いぶん「スマイルゼミ」のほうが端末代やサポートなどへの費用が高くなっていますが、保護者向けのサポートの充実度も高いので満足して受講できると思います。

テキスト教材があるのは「チャレンジタッチ」で、年数回の添削問題や電子教具などもあるのでテキストを組み合わせた学習がしたい場合はおすすめです。

システム・受講費2019年度

受講してみた

実際に子供(小学4年生)に2つの教材を受講してもらい使用感や内容などについて比較をしてみました。

受講して比較

比較 スマイルゼミ チャレンジタッチ
学べる教科 国語・算数・理科・社会・英語・プログラミング 国語・算数・理科・社会・英語・プログラミング
学習内容 win win
学習動線 win
勉強のしやすさ win
意欲・やる気 win
タブレット性能 win
コスト win win
保護者向け win
テキスト学習 win
継続性 win
学力の定着 win

「スマイルゼミ」の法がどちらかといえばシンプルに学ぶことができ、「体感ワーク」で無駄なく本質的な理解を一つ一つ積み上げていくことができるような内容になっていて良いと思いました。

さらに保護者向けの「みまもるネット」とてもよく、細かい学習の取り組みを確認することができるので安心。その他、細かい部分の機能にも満足です。

受講しての比較2019年度

2つの教材を受講してみての個人的な感想ですが、まずは「スマイルゼミ」を軸に考えていくことをおすすめします。そのうえで「チャレンジタッチ」のほうが学びやすいと判断すればそちらを受講すればいいと思います

各人で重要に考えるポイントが違うと思いますので、最終的にはそれぞれの教材の資料を取り寄せて手元でしっかりと比較をしていくことをおすすめします。

スマイルゼミ

進研ゼミ