2019年度版の進研ゼミ「チャレンジタッチ」とZ会「タブレットコース」の仕様・内容・特長などを比較してみたいと思います。
両教材とも非常に受講者も多く運営歴も長い小学生向け通信教育の大手教材。教育ノウハウや実績も豊富なので充実した学習をすることができます。
教育方針や指導方針が似ている部分もありますがアプローチや教材構成などに違いがありますので、大手の教材だからこそしっかりと比較をしておきたい2教材です。
どちらの教材もテキストだけで学ぶスタイルとタブレット主体で学ぶスタイルから選択して学ぶシステムになっており、個々ではタブレット主体で学ぶスタイルの比較を進めていきたいと思います。
チャレンジタッチ×Z会タブレットコース
それではいくつかの項目において進研ゼミの「チャレンジタッチ」とZ会の「タブレットコース」を比較していきたいと思います。
大きな違いとして「チャレンジタッチ」は専用タブレット、「Z会タブレットコース」は市販のiPadを使用して学ぶスタイルになっています。
基本情報
システム | 「チャレンジタッチ」 | 「タブレットコース」 |
---|---|---|
利用端末 | 専用タブレット | iPad (対応端末要確認) |
タブレット代金 | 無料 (6ヶ月以上受講が前提) |
会員特別価格で購入可能 |
対象学年 | 全学年 | 3年生~6年生 |
受講教科 | 国語・算数・理科・社会・英語 | 国語・算数・理科・社会・英語・総合学習 |
受講費/月 | 1年生 3,343円 2年生 3,613円 3年生 4,408円 4年生 4,890円 5年生 5,871円 6年生 6,323円 |
3年生 6,863円 4年生 7,452円 5年生 8,042円 6年生 8,680円 |
テキスト教材 | 年数回あり | 年数回あり |
添削指導 | 年数回あり | 毎月あり |
中学生コース | 継続利用可 | 継続利用可 |
保護者向け | おうえんネット メール配信 情報誌 など |
保護者アプリ など |
受講比較
実際に子供(小学4年生)に受講をしてもらい、保護者の目から見た体験比較をしていきたいと思います。個人的な見解が含まれていると思いますが(^^;)ぜひ参考にしてください。
比較 | チャレンジタッチ | タブレットコース |
---|---|---|
学習内容 | ||
学習動線 | ||
勉強のしやすさ | ||
教材の質 | ||
意欲・やる気 | ||
コスト | ||
保護者向け | ||
テキスト学習 | ||
継続性 | ||
学力の定着 |
総評
それぞれの環境や子供の学力等によって違うとは思いますが、やる気を引き出して楽しく学」「チャレンジタッチ」、基礎から効果的に確かな学びで実力を積み上げていく「Z会タブレットコース」という印象です。
教材の方針として「Z会タブレットコース」は明確に”考える力の育成””学びに向かう姿勢”などを育てていくことを軸にしているのがとても好感を持つことができ、一貫して軸を持った教材制作がされていると思います。
一方で「チャレンジタッチ」は、楽しく学ぶ、学習の動機づけという面に優れており、Z会だけでなくほかの通信教育と比べても抜きんでている部分だと思います。
学習習慣の定着、基礎学力の向上、学ぶ楽しさを体感できる
幅広い小学生が学びやすいタイプの通信教育システムになっていると思います。楽しく学んだり勉強することへの関心を高めながら基礎からワクワクした取り組みをすることができるので、継続した学習習慣をつくったり学ぶ姿勢を育てていくのに適してタイプ。キャラクターや動きのある学びを通して学ぶ楽しさを実感しながら取り組んでいくことができます。
考える力や自ら学ぶ姿勢など、いまの学び+将来を見据えた取り組み
良問による効率的な学びをすることができるタイプの通信教育。余計なものをカットしているからこそシンプルで確かな学びをすることができるので、勉強に集中して取り組んでいくことができるでしょう。考えて答えまで導く力、進んで好奇心や興味を持って積極的に学ぶ姿勢、そして何よりも質の高い学習を通して確かな学力を育てていくことができると思います。