年末が近づいて小学生・中学生・高校生それぞれ冬休みに入ります。
自治体や学校ごとに日数は異なると思いますが、年末年始を含む冬休みだからこそしっかりと学習の振り返りと総まとめを実践して、今年学習したことを自分の力として定着を進めていきましょう。
さらには中学3年生・高校3年生は入試直前期となる冬休み。
今年だけは勉強を軸に考えた規則正しい生活を送りながら、入試までの残りの日数を考慮した対策を確実に進めて入試までのラストスパート。
個々それぞれの置かれている立場でやるべきことをしっかりと実践して、実りのある冬休みにしていきましょう。
2学期・今年1年の総復習
冬休みは2学期だけでなく今年1年で学習したことを総復習していきましょう。
学校から提出されている宿題・課題があると思いますが、それらを早めに終わらせて復習ドリルをやってみたり個別の苦手対策を実践してみたり、宿題だけを終わらせることを目的とせずに+αの取り組みができるようにしていきましょう。
重要単元を振り返ってみる
2学期は特に各学年で重要単元や難しい単元が多い傾向にあります。
テストでの成績が落ちやすいのも2学期で、単元理解のためにはそのモトとなっている単元の理解がしっかりしていなければ分からないものも多く、重要単元を振り返りながら基礎力の確認を行ってみましょう。
特に数学(算数)・英語などの積み重ねが重要になる教科については、今までの学習内容がそのまま休み明けや次年度の土台となるので、長期休みでしっかりと理解定着の確認をしておくことは必須です。
復習ドリルで苦手を克服
ひととおり「復習ドリル」などで理解度を確認して、苦手や不得意をあぶりだしていく。
自分自身で苦手箇所を把握することが苦手克服の第一歩なので、まずは「復習ドリル」などでどの分野・領域が理解できていないのかを確認して、できなかった問題を集中的に復習することで理解度を上げていきます。
復習をしたら再度ドリルで問題を解くことで定着度を上げて、つまづきや苦手のモトをしっかりと対策。
通信教育や教材の冬休み講座
通信教育やネット教材を活用して効率よく復習。
例えば「スマイルゼミ」では冬季集中講座で今までの総復習と個別の苦手対策で効率的な冬休み学習をすることができますし、「スタディサプリ」では苦手単元を映像授業で集中学習することもできます。
特に通信教育では、冬休み期間に取り組んでおくべき講座を配信しているものが多いので、学校の宿題・課題などと組み合わせながら相乗的な総復習・まとめ学習をすることができると思います。
受験生の冬休み
受験生は入試を控えての直前期となりラストスパートをしていきたい冬休み。
それぞれの目標校に合わせた対策を知ったりと実践して、公開の内容に個として勉強・受験対策を軸とした冬休みをしていくようにしましょう。
テレビや集まりなどの誘惑も多いのですが、今年だけは我慢して春には笑って志望校の門をくぐりましょう。
まずは規則正しい生活習慣
なによりもまず大切なのは規則正しい生活習慣です。
風邪をひいたり体調が悪ければ当然勉強効率は落ちますし、時間を有効に活用しながら勉強をすることが困難になってしまいます。
計画を立てて学習時間をきっちりと決め、早寝早起きを心掛けて健康的に過ごしていくようにしてください。
テレビなどの誘惑も多く我慢しなければいけないことも出てきますし、食事面でも普段とは違う食べ物が多いので食生活にも気を付けていきたいですね。
学力・志望校に合わせた対策を
一般的に冬休みは実践的な演習問題を解いたり、過去問で志望校との学力ギャップを埋めていき対策をしていきたい期間ですが、必ずしもそうとは限りません。
例えば集中して苦手を克服しておくべき単元があれば冬休み期間中にやっておくべきですし、今まで学習してきたことの総復習を実践してもいいと思います。
まだ少し入試日まで期間があるので、自分の学力レベルと志望校を考慮した自分なりの入試対策を実践していく必要があるのです。
もちろん演習問題を中心に+αで学力強化をしておきたい期間なので、過去問や実践問題を並行して解いていくことをおすすめします。
入試日から逆算した学習計画
それぞれの入試日から逆算をして冬休みに何をするべきかここで明確にしてうえで学習計画を立てていきましょう。
ただやみくもに勉強をしても意味がありませんので、目的をもって効率よく入試に活用できる力、自信をもって入試日を迎えるための取り組みをしっかりと進めてください。
まずは入試日までの長期的な計画を立て、冬休み中の中期的な計画、さらにそれを1日ごとの短期的な計画へと落とし込むと明確な学習計画を立てていくことができます。
実りのある冬休みにしていこう
長い2学期が終わることで、学習面も思いっきり休んでしまいがちになる冬休み。
大掃除やお正月、帰省・お出かけなど人の出入りも多く勉強をする以外にもやることが多いのですが、この時期ならではの日本の伝統や文化・風習に触れながらもしっかりと勉強は計画的に進めていくように心がけてください。
休みを終えた時に勉強面も含めて充実さした休みだったと思えるようにしていきたいですね。