前回の「「進研ゼミ小学講座」のハイブリッドスタイル」に引き続き、今回は「進研ゼミ小学講座」のもうひとつのタブレットスタイル「チャレンジタッチ」について。
「ハイブリッドスタイル」との大きな違いは、テキストの活用とタブレットの違い。
「ハイブリッドスタイル」 | 「チャレンジタッチ」 | |
---|---|---|
タブレット | iPad | 専用タブレット |
テキスト教材 | iPad学習と組み合わせて活用 | 年数回あり |
添削課題 | 毎月 (実力診断テストがある月以外) |
年3回程度 |
「ハイブリッドスタイル」は市販のiPadで学ぶことができますが、「チャレンジタッチ」は「進研ゼミ」専用のタブレット&専用ペンで学習をするスタイルです。
「チャレンジタッチ」のシステム
「進研ゼミ小学講座」の「チャレンジタッチ」は専用タブレット×一部テキストで学習をする教材スタイル。
学習をすることに特化した専用タブレットだからできる学びで、デジタル学習の強みを生かして多角的に勉強をすることができる学習スタイルです。
専用のペンを利用することで、専用タブレット上に直接書き込む学習が可能。書く学習にもちゃんと対応しているので、記述することで覚える問題や知識もしっかりと吸収していくことができます。もちろん年数回「赤ペン先生の問題」「実力アップチャレンジ」「問題集」などのテキスト形式の学習もあるので、基本学習を専用タブレットで進めて理解の定着をテキスト教材で確認することができます。
【専用タブレット学習】+【一部テキスト学習】+【個別指導】
見る・聞く・動かす・書くといった様々な方法で学習ができるので、抽象的な単元や理解をするのが難しい問題でも多角的にアプローチ。
自分専用のタブレットだから愛着も湧き、自ら手に取って勉強がしたいと思わせてくれるのも魅力。楽しく学習を進めながらしっかりと基礎から応用まで力を育成していく学習動線になっています。
「チャレンジタッチ」の特徴
「チャレンジタッチ」の特徴を挙げてみます。
専用タブレットで多角的な勉強
音声による解説、アニメーションによる理解しやすいワーク、自分で動かして視覚的・体感的な理解、漢字や計算など書きながら学習、資料やデータもタブレットだから豊富。
このあたりはデジタルを活用した勉強の特性といえます。「チャレンジタッチ」は学習専用タブレットなのでタブレット学習のメリットを最大限に生かした学習をすることができます。
学校で勉強をする学習法とは違う方向から学びなおすことで理解ができるようになったり、視覚的・聴覚的に学ぶことができるので理解がしやすい。また、「進研ゼミ」ならではの子供に寄り添った分かりやすい解説やニガテ対策も万全。
また、保護者向けの「おうえんネット」があり、成績表や理解度の確認、メッセージのやり取りなどもできるようになっています。
やる気を引き出す学習スタイル
自分のタブレットというだけでも学習意欲が向上すると思いますが、多様なコンテンツで子供のやる気を応援するのが「チャレンジタッチ」。
学習アプリではゲーム形式で計算力を高めたり、漢字の意味を学習したり、メインの学習コンテンツ以外にも子供の好奇心を刺激しながら楽しめるがコンテンツがあります。
基礎問題から十分に解説をしてくれるので、応用・発展問題にチャレンジするステップもスムーズで、「できた!」「わかった!」を体感できる。また勉強がしたくなるステップで学習する流れになっているので、やる気を維持しながらどんどんチャレンジしたくなる教材内容。
例えば低学年では、子供がやる気をなくさないように問題を間違えてもすぐに×を付けるのではなく、「ほんとう?」と問いかけることでもう一度考える機会を与えてくれたりする機能もあり、学習意欲を引き出す工夫はさすが「進研ゼミ」だと思います。
もちろん努力賞や保護者とのやり取りなど、総合的に楽しく自発的に取り組める教材スタイルです。
テキスト教材も活用
専用タブレットに毎月講座が配信されて学習をするスタイルですが、年数回テキスト・紙教材もあります。
年3回程度「赤ペン先生の添削問題」、こちらも年3回の「実力診断テスト」、問題集、漢字辞典、ポスターなどがタブレット以外に届きます。
「赤ペン先生の添削問題」はタブレット上に返却されるのでとてもスピーディ。子供の頑張りを褒めるスタンスの個別指導で、復習をすることで確かな学力を育成していきます。
タブレット学習だけでは不安という方も、テキストを一部取り入れているので安心して受講することができると思います。
タブレットでの学習を考えている小学生にはおすすめの学習スタイルです。
⇒進研ゼミ